古民家リフォーム費用・古民家リノベーション費用と安くする方法
古民家リフォーム、古民家リノベーションが最近注目されていますが、気になるのは費用ですよね。古民家のリフォーム費用の相場(耐震工事、断熱工事、屋根、外壁、水回り等)、安くする方法について解説しているので参考にしてください。
古民家リフォーム費用、古民家リノベーション費用だいたいの相場
古民家リフォームの費用は、リフォームの内容や規模によって大きく異なります。
基本的なリフォーム(内装のリフォーム、屋根の交換、外壁の改修など)の場合、100万円から500万円程度の費用がかかります。
一方で、大規模なリノベーション(建物の拡張、地下室の追加など)の場合は、数千万円から数百万円程度のリフォーム費用がかかることもあります。
また、古民家の場合、指定文化財などの特殊な制限があるため、費用も高くなることがあります。
古民家リフォーム費用と事例画像
古民家リフォームは、元からある構造、柱、梁などをどう見せるかで仕上がりが天と地ほども違ってきます。
いくつかの事例画像を紹介します。
古民家のリビングリフォーム費用と事例画像
工事費用:160万円
工事日数:7日
築120年の古民家のバリアフリーリフォーム費用と事例画像
工事費用:950万円
工事日数:75日
築60年の古民家リノベーション費用と事例画像
工事費用:2250万円
工事日数:80日
古民家リフォーム費用の相場(耐震、断熱、屋根、外壁、水回り)
古民家リフォーム費用、古民家リノベーション費用の相場は、家屋の状態に大きく左右されますので、実際にはプラン作成の上で見積もりを取る必要があります。
とは言え、だいたいの相場がどのくらいか分からないと、予算も検討できませんよね。
以下は、施工内容別の古民家リフォーム費用の相場です。
工事の内容 | 費用の相場 |
耐震工事 | 25〜150万円程度 |
断熱工事 | 0.4〜3万円u |
屋根 | 50〜350万円 |
外壁 | 50〜350万円 |
水回り |
キッチン:5〜150万円 |
間取り変更 | 20〜350万円 |
古民家リフォーム費用を安くする方法
古民家のリフォーム費用を安くするには、いくつかの方法がありますが、どれも当たり前の方法であって、裏技などはありません。
何でもそうですが、結局はお値段なりですよね。
相場より高いのは論外ですが、極端に安いのは逆に要注意だと思います。
地元工務店の施工で古民家のリフォーム費用を安くする方法
地元工務店に施工をお願いすれば、多少安くなると思います。
一般的な住宅の場合、リフォーム費用の大部分は設備の購入代金ですので、調達力のある大手企業の方が満足度が高いのですが、古民家は大工仕事の割合が高いので、地元工務店に依頼するメリットが大きいのです。
とは言え、デメリットもあります。
地元工務店は、ちゃんと住めるように問題なくリフォームすることは可能ですが、大手リノベーション会社のように「おしゃれ」に改装する能力はないです。
大手とちがってデザイナーさんもいませんからね。
部分施工で古民家のリフォーム費用を安くする方法
古民家のフルリフォームには多額の費用がかかるのが普通です。
住めるレベルの古民家ならフルリフォームではなく、部分ごとの施工していくことで、予算をやりくりしながら改装が可能になります。
賃貸住宅に居住中なら、古民家の転居することで家賃も不要になりますので、浮いたお金を次の工事予算として貯めていくと良いと思います。
DIYで古民家のリフォーム費用を安くする方法
できることは自分でやれば、費用は節約できます!
もちろん、専門業者のように綺麗にはで施工できませんが、自分が苦労して施工することで、古民家に一層の愛着がわくかもしれません。
屋根や配管工事などは難しいと思いますが、フローリングを貼ったり、壁紙を貼ったりといった程度の内容なら、意外に素人でもできますので。
古民家リフォーム費用の補助金
リフォーム費用を安くするなら、補助金の利用は要検討ですが、古民家でも補助金は出るのでしょうか?
例えば、最大300万円の補助を受け取ることができる「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、耐震基準や省エネ基準が厳しく、古民家リフォームで利用するのは難しいでしょう。
反対に、伝統的な建築物の保護に力をいれている自体隊では、古民家再生に補助金や助成金を交付している場合もあります。
施工内容によって補助金は左右されるので、詳細はリフォーム会社に確認する必要があります。
参考:地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト